金. 5月 2nd, 2025
Chris Hemsworth -GettyImages-2151775094

『マッドマックス:フュリオサ』での熱演が記憶に新しいクリス・ヘムズワースが、新作スリラー『Subversion(原題)』で主演を務めることが明らかになった。米The Hollywood Reporterによれば、本作はAmazon MGMスタジオが手がけ、監督は『7500』で長編デビューを飾ったパトリック・フォラースが務める。

本作は「潜水艦版ダイ・ハード」とも称されるアクション・スリラーで、将来を嘱望された海軍の指揮官(ヘムズワース)が、国際的な犯罪組織に脅され、違法な積荷を乗せた潜水艦を操縦するよう強要されるという物語。国際水域を舞台に、包囲網や内外の脅威をかいくぐりながら、生死をかけた“ネズミと猫”の駆け引きに挑む。

脚本は、米ハリウッドの注目脚本リスト「ブラックリスト」に4度選出されたアンドリュー・ファーガソンが執筆。現在、彼の別作品『Blood Rush(原題)』もAmazon MGMにて開発中だ。

プロデューサーは『トランスフォーマー』シリーズなどで知られるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ。製作は彼のディ・ボナヴェンチュラ・ピクチャーズが担当し、2025年秋にオーストラリアでの撮影開始を予定している。

監督のフォラースは、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演の密室スリラー『7500』で注目され、短編『すべてうまくいく(Everything Will Be Okay)』では2016年のアカデミー賞短編実写部門にノミネートされた実績を持つ。

なお、ヘムズワースは現在、Amazon MGMのもう一つの注目作『Crime 101(原題)』にも出演しており、マーク・ラファロ、バリー・コーガン、ハル・ベリー、モニカ・バルバロら豪華キャストと共演。同作は2026年に劇場公開される予定だ。

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