月. 5月 12th, 2025
ミッションインポッシブル_ジャパンプレミア

世界的映画スター、トム・クルーズが満を持して全世界に送り出す、シリーズ最新作にして本年度最大の話題作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』。そのワールドツアーの幕開けに選ばれたのは日本であり、東京の象徴とも言える東京都庁を舞台に、盛大なジャパンプレミアが開催された。

映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のジャパンプレミアは、5月6日、東京都庁の都民広場にて実施された。主演のトム・クルーズをはじめ、サイモン・ペッグポム・クレメンティエフヘイリー・アトウェルグレッグ・ターザン・デイヴィス、そして監督のクリストファー・マッカリーが来日し、ファンの前に姿を現した。

地上48階建て・高さ243メートルを誇る都庁第一本庁舎。そのふもとにある都民広場には、“ミッションカラー”のレッドカーペットが敷かれ、およそ1,000人のファンが集結。本会場において映画のジャパンプレミアでレッドカーペットが実施されるのは、今回が初の試みとなった。

ミッションインポッシブル_ジャパンプレミア_トムクルーズ

また、特別に制作・承認された浮世絵風のポスターアートも展示され、日本らしい演出として観客の注目を集めた。これは本日限りの限定ビジュアルであった。

本作はシリーズ初の二部作として制作されており、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』のラストで主人公イーサン・ハントが“鍵”を手にした場面から物語が続いていく。スパイ組織IMFに所属するイーサン役を、今回もトム・クルーズが務めている。

日本からスタートしたワールドツアー当日はあいにくの雨であったが、キャストや監督が登場すると、会場各所から歓声が上がった。彼らはファンとの記念撮影や交流を存分に楽しんでいた。

トム・クルーズにとっては、今回が3年ぶり・通算25回目の来日であった。クルーズは「日本が大好きです。温かく迎えてくださってありがとうございます」と笑顔で語った。ヘイリー・アトウェルは「皆さんにお会いできて本当にうれしいです。前作では来日できなかったので、今回はワールドツアーの最初の地を東京にしました。まだ映画は観ていませんが、日本のファンと一緒に観るのを楽しみにしています」と期待を口にした。

続くサイモン・ペッグは「ここに来られてうれしいです。前回は来日できず、とても残念でした。心の底から日本を愛しています。ありがとう」と感謝を伝えた。するとクルーズが「シックスパックを見せたらどう?」と冗談を飛ばし、笑いを誘った。マッカリー監督は「我々は日本が大好きです。毎回訪れるたびにうれしく思います」と語り、初来日となったデイヴィスも「念願の日本に来られてうれしいです。皆さん、愛しています」と喜びを表現した。

ミッションインポッシブル_ジャパンプレミア_サイモンペグ

イベントのクライマックスでは、クルーズの掛け声とともに、東京都庁に特別映像のプロジェクションマッピングが投影され、さらに花火が打ち上がったことで、会場の熱気は最高潮に達した。また、長年クルーズの通訳を務めてきた戸田奈津子氏や、日本語吹替版でイーサン役を担当している森川智之氏も登場し、観客を大いに沸かせた。

ミッションインポッシブル_ジャパンプレミア_プロジェクションマッピング

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は、5月23日に日米同時公開される予定である。

なお、イベントは東京都知事・小池百合子氏の開会宣言によって幕を開けた。主人公イーサン・ハント役のクルーズが登場すると、都民広場は割れんばかりの歓声に包まれた。

トムクルーズ_小池都知事_ミッションインポッシブルジャパンプレミア

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