マイケル・B・ジョーダン主演×ライアン・クーグラー監督の話題作が快進撃
【4月22日(現地時間)】ワーナー・ブラザース製作の時代ホラー映画『Sinners(シナーズ)』が、月曜日の北米興行収入で**780万ドル(約12億円)**を記録し、R指定ホラー映画として史上2番目の高記録となった。
この成績は、2017年公開の『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の876万ドルに次ぐもの。また、全体のホラー映画としても『クワイエット・プレイス PARTII』(PG-13、950万ドル)と『IT』に次ぐ史上3番目の記録となる。
さらに『シナーズ』は、同じく大ヒットしたゾンビ映画『ワールド・ウォーZ』(760万ドル)を上回り、同社のPG-13指定作『ビートルジュース・ビートルジュース』の公開初月曜成績(620万ドル)をも凌駕した。
現在、『シナーズ』の全米累計興収は5580万ドル(約85億円)、**世界興収は7550万ドル(約115億円)**に到達しており、今後もさらなる伸びが期待されている。
IMAXとプレミアム上映が大きく貢献
本作はIMAXカメラで撮影されており、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』以来のIMAX対応作品としても注目を集めている。週末のオープニング興収4800万ドルのうち、約45%がプレミアム上映(PLF)とIMAXからの売上で、IMAXスクリーンだけで911万ドルを記録した。
内訳としては、**IMAXが19%、プレミアム・ラージ・フォーマット(PLF)が22%**を占めており、大画面での迫力ある演出が観客の満足度を高め、リピート鑑賞にもつながっている。
今後の展望にも注目
本日火曜日はアメリカの映画館で「割引デー」とされる日。前例として、同じジャンルの『Us』は月曜から火曜にかけて33%の興収増、『ゲット・アウト』も20%増となっており、『シナーズ』もさらなる跳ね上がりが期待される。
主演のマイケル・B・ジョーダンと監督のライアン・クーグラーという名コンビによる新たなヒット作『シナーズ』。その勢いはまだまだ止まりそうにない。